巨人・パーラは「戦力」「営業」両面で大誤算! ファーム再降格でチーム構想除外(夕刊フジ)

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 巨人のヘラルド・パーラ外野手(33)が23日、出場選手登録を抹消された。昨季の米大リーグで世界一に貢献した期待の助っ人は、現場と営業で二重の大誤算となった。 【写真】大ブームとなったサメポーズをするアメリカのファン  この日の広島戦(東京ドーム)前の練習では、普段と変わりなくフリー打撃などで汗を流していたパーラ。右膝違和感から復帰して18日に1軍に戻ったばかりだったが、17日に支配下登録されたエスタミー・ウレーニャ内野手(21)と入れ替わる形で、ファーム再降格が決まった。  原辰徳監督(62)は「まだコンディショニングが本来のものに戻っていないということ。もう一度、彼に時間を与えてコンディショニングを戻すということですね」と説明。だが、他球団関係者は額面通りには受け取らない。「表向きはコンディションだが、守備では問題なく動けていた。この5日間が見極めの期間だったということでしょう。何よりも長打の怖さがないのがね。今後はケガ人が出たときか、外野手が軒並み調子を崩すくらいしか、お呼びは掛からないんじゃないか」。つまり、日本一を目指すチームの構想から外れたということだ。  昨季はナショナルズでワールドシリーズ制覇に貢献し、登場曲「ベイビー・シャーク」に合わせてファンが両手を上下に動かすダンスが人気を博した。巨人も二匹目のドジョウを求めてグッズ展開したが、本人が不在となったこの日は球場内の球団直営ショップ「Gストア」に、サメを模した手袋が大型バケツに山盛りで売れ残っていた。  球団関係者は「コロナで開幕が遅れたことも、無観客試合が長く続いたことも、もちろん影響している。でも、選手のグッズは活躍があって初めて売り上げが伸びるもの。最初はよかったんだけどね…」とガックリ。  チームはパーラの不在を全く感じさせることなく、7点を奪い4連勝。東京ドームに“2匹目のサメ”はいなかったようだ。 (片岡将)

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(2020/09/24)