9月県議会 予防接種無償化議案 優先審議で可決へ(テレ玉)

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9月定例県議会は24日開会し、知事提出の11議案が上程されました。 このうち、高齢者などのインフルエンザワクチンの予防接種にかかる費用を無償化する議案は、急を要するものとして優先的に審議されていて、この後、再開される本会議で可決される見通しです。 インフルエンザワクチンの予防接種費用の無償化は、新型コロナウイルスとの同時流行に備えて重症化するリスクの高い65歳以上の高齢者や60歳以上65歳未満で、心臓や腎臓、または呼吸器機能に日常生活活動が極度に制限される程度の障害がある人などを対象に県が10月1日からのスタートを目指しています。 今回の補正予算案では、対象者の8割にあたる155万人の接種を想定して、自己負担分の補助費用、21億3900万円余りを計上しています。 議案を審査するため開かれた福祉保健医療委員会では、委員から「人工透析をつけて生活している人は対象なのか。対象者があいまいで、現場が混乱する可能性がある」、「対応が遅い」といった指摘が出ました。 これに対し、県の執行部は、「人工透析をつけている人は対象になる。対象者が具体的に分かるよう25日にも市町村向けの説明会を開く」と説明しました。 また、対応が遅れた理由については「財源の関係で、国の動向を注視していた」と釈明しました。 その後、採決が行われ、委員全員の賛成で原案の通り可決する決定がなされました。この議案は、このあと再開される本会議でも採決が行われ、可決される見通しです。

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(2020/09/24)