【詳報】桜ヶ丘病院 駐車場への“移転”断念(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 静岡市の桜ヶ丘病院の移転をめぐり新たな問題です。病院では老朽化などを理由に市役所清水庁舎の駐車場への移転を検討していました。しかし、病院側は土地が狭く移転先に適さないとして市に断念する意向を伝えたことが分かりました。  独立行政法人が運営する静岡市清水区の桜ヶ丘病院は老朽化などを理由に市役所清水庁舎の跡地への移転を計画していました。しかし、新型コロナの影響で2020年6月に清水庁舎の移転が凍結されたことから庁舎の第3駐車場への移転を検討していました。  <熊坂良記者>「候補地となった清水庁舎の第3駐車場です。70台の車がとめられるということですが、私の見た限りとても狭く感じます。病院側もこの狭さを問題視しています」  独立行政法人によりますと、計画について検討した結果、土地の狭さなどを理由に駐車場への移転を断念する考えを9月、市に文書で伝えたということです。断念した理由として、土地が狭く十分な病床や医療設備を配置するのが困難なことや、津波への対策として入り口を2階にする設計が難しいことを挙げ、市民に求められている地域医療を提供するのが困難であると総合的に判断したということです。病院側の回答を受け、静岡市の田辺市長は…。  <田辺信宏静岡市長>「交渉中なので誠実に交渉を続けていきたい。今まで積み上げてきたものを大事にしながら対応していく」  独立行政法人では、静岡市に対して新しい候補地の提案を求めています。  <熊坂良記者>「なかなか進展がみられない桜ヶ丘病院の移転問題。市も病院側も互いの意見を尊重しながら、地域医療を守るために、今抱える問題に対して迅速な対応が求められます」  <坪内明美キャスター>桜ヶ丘病院の移転を巡る動きです。1948年に旧清水市に開院しましたが、建物の老朽化や耐震性などを理由に、1994年ごろから移転の検討が始まりました。2017年には、市役所清水庁舎の跡地への移転で市と病院側で合意しています。ただ、新型コロナの影響で白紙となり、代わりに市が提案したのが今回の場所でした。しかし、病院側は9月、駐車場での移転を断念しました。二転三転している間に開院から72年経ち老朽化が進んでいます。  <桑原秀和アナウンサー>なぜ、ここまで時間がかかっているんでしょうか。  <坪内キャスター>市民が求めるものと市が提案する場所、そして、病院側の理想が一致し

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(2020/09/24)