“もし開戦したら…”中国の衝撃動画 公開の思惑は(テレビ朝日系(ANN))

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 菅政権は今後、中国や台湾とどう向き合っていくのでしょうか。それを読み解く一つの鍵になるのが新たに就任した岸信夫防衛大臣です。中国メディアも注目しています。  5兆4000億円。防衛予算の要求額は9年連続の増加で、規模は過去最大となる見通しです。このなかには増強予定の電磁戦専門部隊の予算も含まれています。これは敵がミサイルを発射する際に通信システムの妨害などにも使えるそうで、中国やロシアの“電磁戦”に対抗する狙いも。  一方の中国は、あるプロモーションビデオを発表。冒頭には「もしきょう開戦したら」という文字が。なんとも物騒なタイトル…。ビデオのなかには山間部などで訓練を行う兵士、複数のミサイルが発射される様子。そして最後には、爆発とともに「祖国よ 命を懸けて戦う」とテロップが出されます。  さらに、動画は他にも…。中国空軍が公開したのは敵の基地への攻撃をイメージした動画。爆撃機「H-6K」が標的としているのは…。ロイター通信は、この施設がグアムの米空軍基地に似ていると報じています。比べてみると…。しかし、なぜこのタイミングで映像を公開したのでしょうか。その背景にはアメリカと台湾の急接近が関係しているとの見方も…。先月にはアメリカ、アザー厚生長官が台湾を訪問。台湾のトップ、蔡英文総統と会談し、新型コロナ対策で協力関係を強化するとともに、中国への対応についても意見交換。さらに、先週に行われた台湾民主化の父・李登輝元総統の告別式。台湾に降り立ったのはアメリカのクラック国務次官。1979年以来、最高位となるアメリカ国務省の高官による台湾訪問になりました。これが中国を刺激することになったのです。  さらに、この告別式には森元総理大臣が参列したほか、先月の弔問にはこの人の姿が…。菅内閣の防衛大臣に就任した安倍前総理大臣の弟・岸信夫防衛大臣。実は岸大臣、祖父・岸信介元総理大臣から“親台湾路線”を引き継ぐ人物。中国にとっては、あまり嬉しくない就任なのかもしれません。

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(2020/09/22)