仲野太賀、サン・セバスティアン映画祭に都内からリモート参加「手汗が止まらない」(スポーツ報知)

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 俳優の仲野太賀(27)が22日、都内で主演映画「泣く子はいねぇが」(11月20日公開、佐藤快磨監督)がコンペ部門に出品された第68回サン・セバスティアン国際映画祭のリモート会見に企画を担当した映画監督の是枝裕和氏(58)らと出席した。  秋田県男鹿半島を舞台に仲野が演じる主人公のたすくが、過去の過ちと向き合い、手放してしまった家族や故郷を取り戻そうと奮闘する物語。コロナ禍でスペインに渡航できず、都内からオンラインで参加した仲野は「手汗が止まらない。現地の皆さんが、いろんな角度から作品を見てくれて、うれしかった。作品が海を越えて違う国の人に見てもらう素晴らしさを体験できて、うれしかった。いい経験ができました」と声を弾ませた。  仲野は今年1月、真冬の秋田の海で、全裸で撮影した場面を振り返り「死を覚悟するくらいの寒さだった。海外の映画祭の人にも喜んでもらえたらいいな。この映画が良くなれば、その一心で」。父・中野英雄(55)との縁で幼い頃から面識のある柳葉敏郎(59)と共演し、「よくお年玉をもらいに行って泣かされた関係。まさか共演できるとは感慨深い。柳葉さんの方が感慨深かったかもしれないですね。それは演じたキャラクターにも反映されているかもしれません」と語った。  今作が商業映画デビューとなる佐藤監督を企画担当として支えた是枝氏は「若い監督の長編デビューでサンセバスティアンに行くのが夢だった。3年くらい前に彼が書いた脚本を読んで、とても感動的だった。僕は背中を押しただけ。いい映画になる予感があったけど、それを超える作品に仕上がった」と絶賛。秋田出身で地元を舞台にした映画を作った佐藤監督は「自分だからこそ、描けるものがあると思い、男鹿半島を舞台にしました」と胸を張った。

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(2020/09/22)