〝やり方を変えた〟羽生善治九段が藤井聡太2冠を破る 将棋「王将戦挑戦者決定リーグ戦」(東スポWeb)

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 将棋の「第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦」1回戦が22日に東京・将棋会館で行われ、開幕戦でいきなり藤井聡太2冠(18)と羽生善治九段(49)が激突した。  将棋は横歩取りから、先手の藤井2冠が序盤で飛車角交換する激しい展開に。両者一歩も引かない攻め合いとなったが、80手で羽生九段が勝利した。羽生九段はこれまで公式戦で藤井2冠に4連敗していたが、5戦目にして初勝利。衰えないレジェンドの底力を見せた。  終局後、羽生九段は「これまでと同じやり方でうまくいかないので作戦を変えた。藤井さんとの対局はここまでチャンスらしいチャンスはなかったので良かったかなと」と語った。一方、藤井2冠は「中盤でうまくいかなかった」と悔やんだ。  羽生九段はタイトル通算100期という大記録に挑んでいる。すでに竜王戦挑戦も決まっており、最近は好調。竜王戦と合わせて、タイトル100期に向けて好スタートを切った。  一方、藤井2冠は王将を獲得すると、規定で史上最年少3冠と併せて九段への昇段が決まる。昨年は王将戦挑戦にあと一歩というところまで迫ったが、広瀬章人八段に敗れて王将挑戦を逃している。  王将戦は7人の総当たり戦で成績1位の棋士が来年1月に渡辺明王将(名人、棋王)に挑戦する。挑戦者決定リーグは広瀬八段の他、豊島将之竜王、永瀬拓矢王座、木村一基九段、佐藤天彦九段などそうそうたる顔ぶれのトップ棋士7人で争われる。

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(2020/09/22)