【鹿島】C大阪をねじ伏せた「自然な現象」が、本来のあるべき姿を証明してみせた(SOCCER DIGEST Web)

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 2-1の勝利で6連勝を達成した前節のC大阪戦、秀逸だったのは1点リードで迎えた終盤の戦いぶりだ。 【PHOTO】惜しまれながらもラストマッチを終えた内田篤人!アップからセレモニーまでたっぷりと!  丁寧にパスをつないで、上手く相手をいなしながら時計の針を進めていく。良い形で敵陣にボールを運べても、無理に3点目を狙いに行かず、リスクを冒さずにポゼッションする。アディショナルタイムには失点してもおかしくない決定的なピンチはあったとはいえ、しっかりと逃げ切ってみせた。  9月21日のオンライン取材に応じたレオ・シルバにその巧みなゲームマネジメントについて訊けば、「自然な現象だと思います」と応じ、チームの変化を次のように語った。 「(結果を出せなかった)シーズン当初に比べたら、かなり“変わったチーム”になっていると思いますし、やるべきことをみんなが整理しながら、ピッチの中で表現している。学習しながら、次の試合、また次の試合に挑んでいます」  リードを得ていれば、それを確実に勝利へと結びつける。試合巧者として、本来のあるべき姿を取り戻しつつあるように見える。 「シーズン当初は、自分たちらしからぬ試合だったり、結果でしたけど、誰ひとりあきらめていなかった。微妙なズレをみんなで合わせていったところで、“鹿島らしく”なってきたと言ってもらえれば嬉しい」  もちろん、攻守の両局面で絶大な存在感を示す中盤のキーマンは現状に満足しているわけではなく、「もっともっと詰めていかなければいけないところがある」と気を引き締め、さらなる高みを目指す。  11年ぶりの7連勝がかかる次節のホーム湘南戦でも、鹿島らしい勝ちっぷりで勝点を積み上げてほしい。 取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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(2020/09/21)