松山は切り替えできず Vチャンスが重圧に/青木功(日刊スポーツ)

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<米男子ゴルフ:全米オープン選手権>◇最終日◇20日◇米ニューヨーク州ママロネック・ウイングドフットGC(7477ヤード、パー70)◇賞金総額1250万ドル(約13億7500万円)優勝賞金225万ドル(約2億4800万円) 【写真】最終日 12番、ティーショットを左に曲げる松山英樹 4位から逆転優勝を目指した松山英樹(28=LEXUS)は、17位へと大きく順位を落とし、31度目のメジャー挑戦を終えた。1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、通算8オーバー、288。難コースとショットの乱れに苦しんだ。    ◇   ◇   ◇ 松山は1番でダブルボギーをたたいた後に、切り替えができなかった。第3ラウンドまでの「まあ仕方ない」という顔から「何でやってしまったんだ」という顔に変わっていた。 ケプカやD・ジョンソンのような、いつも上位にいる選手が、スタート前の時点では上位にいなくて「チャンスだ」と思ってしまったのが、逆に重圧としてのしかかってしまった。もうメジャーで勝てる技術はある。あとはどれだけ平常心を保てるか。相当ショックだと思うけど、その分、次のメジャーは期待できる。 「勝負のあや」は1ホールで変わってくる。いい時と悪い時は背中合わせ。2打リードのウルフが3番でボギーをたたき、同組のデシャンボーが直後の4番でバーディーを奪って「いける」となった。最後は6打差もついた。流れというのは引き寄せられるか、離れていくか。中間はない。松山は1番で失った流れを、最後まで取り戻せず終わってしまった。(プロゴルファー、テレビ朝日解説者)

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(2020/09/21)