「日本海」表記を数字に 国際機関が全ての海で指針案 韓国攻勢も(産経新聞)

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 【ソウル=桜井紀雄】日本海の呼称をめぐり、韓国や北朝鮮が「東海」への改称や併記を主張している問題で、韓国の聯合ニュースは21日、世界の海洋名称をまとめた指針「大洋と海の境界」を刊行する国際水路機関(IHO)が、今後は全ての海について特定の名称の代わりに数字で表記する案をまとめたと報じた。  IHOは11月の総会で案件として扱う予定だが、聯合は、韓国を含む加盟国の意見はおおむね肯定的で、可決される可能性が高いとしている。日本はこれまでIHOの表記を日本海の単独表記の根拠の一つとしてきたため、聯合は、可決されれば、「日本の主張が弱まる」との見方を伝えた。  実際に「大洋と海の境界」から「Japan Sea(日本海)」の表記が消えれば、韓国が国際社会に対し、「東海」併記に向けた攻勢を強める可能性が高い。  今回の案について、IHOは、デジタル化時代には名称よりも数字の方が地理情報システムに活用する上で有効だとしているというが、呼称をめぐる日韓対立を収拾する狙いがあるとみられる。  「大洋と海の境界」は1929年の初版から一貫して「日本海」と単独表記してきたが、90年代に入って韓国や北朝鮮が「東海」への改称や併記を主張しだした。日本側は「日本海は国際的に確立した唯一の呼称で、変更する必要性も根拠もない」と説明してきたが、IHOは協議で日本と韓国、北朝鮮に歩み寄りを促してきた。

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(2020/09/21)