伊豆山中の宗教法人敷地内に廃棄物土砂 ゴミが川に流出か(静岡県)(静岡放送(SBS))

【リンク先抜粋】
 川の水への影響が心配されます。伊豆市にある宗教法人の敷地内に大量の土砂が運び込まれ、その一部が近くの川に流れ出ていたことがわかりました。土砂の中にはプラスチックなどの廃棄物が混じっていました。 <中井カメラマン>「こちらは達磨山の南に位置する場所になります。鉄板のようなものをトラックから下しています。土砂崩れ現場のようになっています」  9月21日午後、伊豆市の山中でSBSのカメラが確認したのは茶色くなった山肌です。ここは、伊豆市大平柿木の宗教法人の敷地内です。この場所から大量の土砂が流出し、近くの川を汚染するのではと懸念が広がっています。 <井浪直人ディレクター>「廃棄物が混じった土砂が流出している問題で、現場の山にきています。これから登っていきたいと思います」  土砂が崩落した現場のふもと側から山を登ってみました。 <井浪ディレクター>「柿木川への流入地点から300mほど山を登ってきました。本来の山肌はこのようなのですが、こちらには大量の土砂が広がっているのがわかります」  土砂に交じっていたのはプラスチックごみとみられるものの破片です。 <井浪ディレクター>「この真上数百mほど登ったところに土砂の流れ出ている現場があるそうです。そこから流れてきたと思われるゴミや瓦礫が一帯に見られます。そして、土砂があの辺りで柿木川に合流してしまっています」  土砂が川に流入する場所では、水の濁りも確認できました。中にはたくさんの瓦礫が落ちていたのです。地元の人などによりますと2020年6月ごろ、柿木川の水のにごりが引かないことを不審に思い、付近を調べたところ、大量の土砂とともにプラスチックごみなどの廃棄物をみつけ、7月に伊豆市に相談したということです。県と伊豆市が調査したところ、山を登ったところにある宗教法人の敷地内で廃棄物が混じった土砂が不法投棄された可能性が浮上してきたといいます。  画面奥の濁っている水が柿木川、手前が狩野川です。茶色い水が柿木川を流れ、狩野川にまで流入しています。土砂や廃棄物が投棄された場所は、柿木川の上流の方にあり、柿木川はアユ釣りが盛んな狩野川に合流します。これまでに県と伊豆市が水質や土壌の調査をした結果、基準値を超える汚染物質は確認されていません。一方で住民からは異臭や川の濁りはいまも続いているとの声があり、放置しておくと生態系や市民生活に影

続きはこちら

(2020/09/21)