航空自衛隊千歳が全国切符に王手「思い切って」監督(日刊スポーツ)

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<都市対抗野球:航空自衛隊千歳5-2北海道ガス>◇21日◇北海道2次予選◇札幌円山 航空自衛隊千歳が北海道ガスを5-2で下した。王手をかけていたJR北海道クラブが敗れたため2勝1敗で並び、22日の代表決定戦に持ち込んだ。 初の本大会出場に望みをつないだのは“当たっている”リードオフマンだった。1番岸本大志遊撃手(25=旭川工)が0-0の3回に2死から右腕に死球を受けて出塁。痛みをこらえ次打者の左翼線二塁打でホームを陥れた。初戦は右かかと、2戦目は右ふくらはぎに死球を受けており、この日で3戦連続。「さすがにもうないだろうと思っていたんですけど」。バットでも4回2死二、三塁で左翼線に2点適時二塁打を放ち追加点を挙げ「当たっていましたね」と頬を緩めた。 昨年の同大会JR北海道クラブ戦で二塁守備時に打球を額に受け、前頭洞骨折で全治3カ月。「最初はすごく怖かった」というが、強い打球のノックを繰り返し受けて克服。昨年9月に実戦復帰したが、現在も人工骨を埋めながらプレーする。今大会は6打数1安打も3試合で四死球6。「あざだらけですが、テーピングを巻いてるので大丈夫」。6割近い出塁率を誇る背番号1の存在は脅威だ。 主将で主砲の伊賀俊輔内野手(27)など主戦が自衛隊内の研修などでチームを離れる中で全国切符に王手。初戦3-7で負けたJR北海道クラブが敗れ巡ってきたチャンスに工藤康洋監督(46)は「明日もチャレンジできるので思い切って楽しんで欲しい」。岸本は「死球でも何でも良いから出塁して貢献したい」。文字どおりに“身を捧げる”覚悟だ。【浅水友輝】

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(2020/09/21)