快眠のための8つのテクニック。昼寝や照明の色にもコツがある(女子SPA!)
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人間の体内時計24時間と少し。毎日、リセットしていかないとズレが大きくなってしまうのだとか。
「体内時計は全身の細胞にありますが、いちばん大きな『親時計』は脳にあります。この親時計をリセットするのが光。そして、全身にある『子時計』を親時計に揃えるのがタンパク質。決まった時間に起き、朝日を浴びて、朝食をとることは睡眠にとって、とても大切なのです」
太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされるだけでなく、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑えられ、眠気を吹き飛ばしてくれるのだそう。
さらに、精神を安定させる幸せホルモン「セロトニン」の分泌も促進。このセロトニンが夜、メラトニンに変わるので、日中、セロトニンがたくさん分泌されると元気に活動でき、夜、よく眠れるというわけ。
「光は午前中に浴びるのがポイント」だそうですが……在宅ワークが多くなり、外出する必要がなくなり午前中に日光を浴びないという人もいるかもしれません。そんな人は人工の光で代用を。
「オンライン会議などで顔色をよくするためのライトがありますよね。このライトを使って、午前中、2~3時間ほど斜めの方向から顔に光を当てるんです。私も使っていますが、ライトの光を浴びた日と浴びない日では睡眠の質が違うことを実感します」