新潟明訓7年ぶり決勝 代打長谷川が逆転2点打(日刊スポーツ)

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<高校野球秋季新潟大会:新潟明訓2-1東京学館新潟>◇21日◇準決勝◇三条パール金属スタジアム 【写真】逆転打を放った長谷川はガッツポーズ 新潟明訓が東京学館新潟に2-1で逆転勝ち。0-1の7回2死満塁で、代打・長谷川隼人(2年)が起死回生の2点適時左前打を放ち、秋は13年以来、7年ぶりに決勝進出。加茂暁星は関根学園に4-2の逆転勝ち。0-1の2回無死一塁で、斎藤大優(1年)が逆転の2点本塁打を放ち、春夏秋を通じ、初の決勝に駒を進めた。両校は10月10日から行われる北信越大会(富山)出場が決定。決勝は23日に三条パール金属スタジアムで行われる。   ◇  ◇  ◇ 「自分がここで打たなければいけない」という強い思いが得点につながった。7回裏2死満塁、代打の長谷川は「高めの変化球を狙う」と決め、内角寄りのカーブを左前にはじき返し一気に2点を奪い、試合をひっくり返した。一塁に向かう間にガッツポーズ。「(心の中で)『落ちろ』と思いながら走っていたら落ちて良かった」と、笑顔を見せた。 代打は、7回裏2死一塁で大滝快晴(1年)が四球で出塁した後に、島田修監督(55)から「小黒(拓巳=1年)が出たら行くぞ」と告げられた。「思いきっていけ」という島田監督の思いに見事に応えてみせた。 長谷川は今秋からベンチ入り。背番号3を背負っての代打だったが「明訓で代々、先輩方から受け継いできた背番号3で恥ずかしい思いはできないと自信を持っていった」と話す。自粛期間中にスイングの動画を撮影し、粗くなっていたフォームを修正、コンパクトなスイングを心掛けた。 そして、チームのムードメーカーだという長谷川は持ち味の“元気”でベンチの雰囲気を盛り上げ、準決勝で硬くなっていた1年生らの気持ちをほぐした。 決勝戦に向け長谷川は「ここで勝ったことで気を抜かずに、次の試合に向けて集中力を高めていきたい。代打の機会があったら『絶対に打ってやろう』という気持ちで打つ」と優勝に向けて力強く宣言した。【飯嶋聡美】

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(2020/09/21)