宇良が5連勝 関取復帰へまた1歩前進「確実に番付を上げられるのはうれしい」(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
◆大相撲秋場所9日目(21日、東京・両国国技館)  2度の右膝手術からの復活を目指す西幕下5枚目・宇良(28)=木瀬=は、西幕下16枚目・村田(26)=高砂=をはたき込みで下して無傷の5連勝とした。村田との全勝対決を制し「緊張することなく、今日の一番を頑張ろうという気持ちで行きました」と汗を拭った。  低い立ち合いは相手に押し込まれたが、土俵際で左に動いて前のめりの相手をはたき込んだ。冷静に白星を伸ばし「落ち着いて相撲が取れたかな」。幕下5枚目の番付で5勝目を挙げ「確実に番付を上げていけるというのはうれしいですね」と笑顔を見せた。  2015年春場所の初土俵から2年で新入幕を果たした業師は、自己最高位は前頭4枚目。しかし両膝にケガを負い連続休場を経て、一度は序二段まで番付は落ちた。昨年の九州場所で復帰後、順調に復活ロードを歩む。残り2番を勝てば11月場所での関取復帰は確実、6勝でも他の力士の成績によっては再十両の可能性もある。  関取復帰が視野に入る中、宇良は「自分自身、甘い世界ではないということは十分に分かってる。ケガ関係なく、幕下上位を抜けていくというのは簡単じゃない。不安不安の中、戦っている」と油断はない。それでもここまでの好成績に「ここまで来たら、あと2番勝ちたい。初日からずっと同じ気持ちで来られている。欲が出ないように、あと2番頑張りたい」と力強く語った。

続きはこちら

(2020/09/21)