伝説の家政婦は呼び名誇り コロナ禍の家庭料理とは(日刊スポーツ)

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新型コロナウイルス感染拡大から自宅で食事する人が増えた。「おうちごはん」初心者からも支持されているのが、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」などで紹介され、予約が取れないことから“伝説の家政婦”と呼ばれるタサン志麻さん(41)だ。 【写真】家政婦として仕事中のタサン志麻さん フランスの3つ星レストランでの研修などを経験し、帰国後もフランス料理店で働いた経歴を持つ。家庭での食事時間を楽しむ大切さを一貫して提唱する姿勢が今、注目されている。    ◇   ◇   ◇ 志麻さんは料理本など13冊を発売している。5000部でヒットと言われる出版界業界で、累計発行部数は102万部を超える人気ぶりで注目されている。レシピはフランスの家庭料理が中心。手間がかかりそうという従来のフランス料理のイメージを覆し、短時間で手軽に作れておいしいと評判を呼んでいる。 「フランスの家庭料理はすごくシンプルなものが多いんです。肉を焼いて煮込むだけ、オーブンで焼くだけとか、和食よりも手間がかかっていないものが多い。実は簡単で楽。そういうレシピを知ってほしい。難しく考えず楽しく作ってほしい。フランス人のお母さんたちはすごく気軽に料理を楽しんでいます。作りやすいから、男性も料理がすごく好きなんです」 フランス人の夫ロマンさん(26)と長男(3)次男(1)の4人暮らし。和洋中何でも作るが、多忙な時は「簡単だから」とフランス料理を作る。一方、疲れた時は調理されたものを買って帰ることもある。 「フランス人が食事を楽しむ姿がすごくすてきだなと思って、フランス料理が好きになりました。私は何を食べているかよりも、どういう風に食べているかをすごく大切にしています。忙しい日は簡単に作っても買ってきてもいい。その分、楽しく食べることに気を付けています。子供やだんなさんと1日のことを話す機会にしています」 幼い頃から、料理好きの母親の背中を見て育った。大阪の料理専門学校に進学後、老舗フランス料理店などに料理人として15年間勤務した。「万人が楽しめる料理ではない」と仕事に違和感を覚え、自分を見つめ直した結果、30代半ばで退職した。 ロマンさんと結婚後、生活のためもあって、「お掃除も何でもやります」と家事代行マッチングサービスに登録した。家政婦として作った料理が評判を呼び、約1年後には料理専門で働くよう

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(2020/09/21)