【MotoGP】「金曜日の苦戦が改善のチャンスになった」今季初優勝ビニャーレス、災い転じて福(motorsport.com 日本版)

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 MotoGP第7戦、第8戦はミサノ・サーキットでの連戦となった。第7戦サンマリノGPではマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)がポールポジションを獲得し、そのままレースも優勝するかと思われたが、彼はレースペースで苦戦し6位に終わった。 ビニャーレス、1ポイント差!【ランキング】MotoGP2020シーズン ポイント一覧  それから1週間。第8戦エミリア・ロマーニャGPでもビニャーレスはポールポジションを獲得。決勝に向けては前戦のような苦戦が心配されたが、序盤は好ペースで走り、大烈をリードした。一時はフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)に先頭を奪われたものの、バニャイヤが転倒リタイアとなったことで、ビニャーレスが今季初優勝を手にした。 「金曜日は、正直に言って本当に悪いフィーリングだった」  レース後、ビニャーレスはそう週末を振り返った。 「でもその状況こそが、僕らに改善のチャンスを与えてくれたし、バイクのレースセッティングを見直す現実的な機会となった」 「土曜、そして日曜に向けて多くの改善を果たしたから、金曜の苦戦には感謝している。チームと行なった作業に満足している」 「とにかく、僕らは地に足をつけて、そしてレース毎により改善していく必要があることを理解している。でもまた表彰台の一番上に戻ってこれて嬉しいよ」  今回のレースペース面での改善は、マシンのどこに施した変更が効果を発揮しているのか? そう訊かれたビニャーレスは次のように語った。 「バイクのバランスをかなり変更したんだけど、ブレーキングのフィーリングがすぐに良くなった。ブレーキングとコーナリングスピードに対するバイクのポテンシャルを全て引き出せたと思う。フロントに対する自信が増して、とても良いフィーリングなんだ」 「昨日の予選についてはとても満足だった。もの凄いラップを刻めたからね。そして今日、僕らはとても一貫したリズムを保つことができた。特にスタート時は集団を分断するためにハードにプッシュしたんだ。それが考えていたことで、上手く行ってとてもハッピーだ」  ビニャーレスはヤマハに加入して以来、フルタンク状態でレースペースに苦しむことが多く、序盤の段階で後退する姿が多々見られてきた。  彼は今回のエミリア・ロマーニャGPの結果が、自身の真のペースが常にマシンによって隠されてきたこ

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(2020/09/21)