韓ドラの次は「ウェブ漫画」?韓国のコンテンツ輸出の勝算と誤算(FRIDAY)

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韓国の人気コンテンツといえば、すぐに思いつくのが韓国ドラマや韓国映画、K-POPだ。ドラマは『愛の不時着』『梨泰院(イテウォン)クラス』で新たなファン層を獲得。K-POPもBTSからNiziUまで、次々と人気グループを輩出している。 パク・ソジュン主演『梨泰院クラス』の心に刺さる名言一挙公開 それに加えて急成長しているのが韓国の“ウェブ漫画”市場だ。今月公開の映画『ヒットマン エージェント:ジュン』でもクォン・サンウがウェブ漫画家を目指している。 漫画といえば、世界的に見ても日本が高いシェアを占めているが、ここ数年はスマホで気軽に読めるデジタルコミックが身近になっている。中でも注目を集めているのが韓国発のデジタルコミック“ウェブトゥーン”だという。 そのウェブトゥーンを無料で読めるアプリ「XOY」は2019年1月にLINEに移行。気づけばLINEの「LINEマンガ」とカカオトークの「ピッコマ」が日本のデジタルマンガ市場で熾烈な戦いを繰り広げていた。 作品には学歴至上主義や格差社会、外見がモノを言うお国柄だから整形もリアルに描かれる。LINEマンガでも人気の『外見至上主義』や『私は整形美人』が良い例だろう。 人気となったウェブトゥーンが韓国で映画化・ドラマ化されることも珍しくない。日本でも公開された映画『神と共に』や、Netflixで配信されている映画『チーズ・イン・ザ・トラップ』、Amazonプライム配信のドラマ『ミセン-未生-』もウェブトゥーン原作だ。 ウェブトゥーンにはもちろん課題もある。文化や風習が違うのでローカライズが簡単ではない。「XOY」で配信された『チーズ・イン・ザ・トラップ』は“兵役”関連の記述がすべてカットされ、残念がる声も聞かれた。 また、韓国映画にもなった『神と共に』は日本の漫画家によってリメイクされている。韓国の原作者は「自分の絵が下手すぎるためだ」とテレビ番組で説明し、「ウェブトゥーンには絵が下手な作品もある」と語った。 そうは言っても、勢いづくと止められないのが韓国だ。80年代、香港映画がアジア映画界の中心だった頃、韓国映画が米国アカデミー賞で作品賞を受賞すると誰が想像しただろう? 国内需要が限られている韓国では、電化製品も自動車もエンターテインメントも“輸出”を前提にしている。最初は劣勢でも、力をつけた途端に急成長す

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(2020/09/21)