「半沢直樹」大和田役で大人気の香川照之は“役作りも表情演技の練習もしない”(ENCOUNT)

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 現場のスタッフのことまで考えられるのは、香川自身のスタートがテレビ番組のAD(アシスタント・ディレクター)だったからかもしれない。  東京大学文学部社会心理学科在学中、意外にも「ネクタイをして満員電車に乗らなくて済む」と、やや後ろ向きな理由で俳優を志し、母親のツテでTBSの緑山スタジオでADのアルバイトを始めたのが芸能界入りのきっかけだ。その後、自力で道を切り開き、1989年、NHK大河ドラマ「春日局」でデビュー。演じる魅力にとりつかれ、「スリ」「独立少年合唱団」「ゆれる」「明日の記憶」「あしたのジョー」など多くの映画やドラマで活躍。演技賞を多数受賞してきた。 「最近は“昆虫マニア”っぷりに注目が集まっていますが、香川は中学時代に親友の影響でボクシングにハマって以来、熱烈なボクシングファンでもあります。専門雑誌『ボクシング・マガジン』で連載をもっていたほどです。映画『あしたのジョー』では丹下段平を演じ第20回日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞しています。ちなみに、そのときの矢吹丈役は元『NEWS』の山下智久で、力石徹役は伊勢谷友介です」(雑誌記者)  父親を知らずに育ったことがコンプレックスだった  生い立ちは複雑だ。65年12月7日、歌舞伎役者の2代目市川猿翁(80)と、元宝塚娘役トップの女優・浜木綿子(84)の一粒種として生まれた。1歳のとき、父が愛人の女優・藤間紫(2009年、85歳で死去)の元へ走り、68年、両親は離婚。香川は母の実家で母、祖父母、伯母一家、叔母に囲まれて育った。 「裕福で何不自由なく育ったのですが、香川自身は父親を知らずに育ったために、人生を生き抜く指針を与えられなかった、というコンプレックスが強かった。母親も仕事で忙しく、祖母や元タカラジェンヌの叔母にかわいがられたとはいえ、両親の愛情を求める気持ちもすごく強かった。必死で勉強して東大に入ったのは、そうした生い立ちに対する復讐のような気持ちだったそうです」(芸能ライター・前出)

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(2020/09/21)