現地マダガスカルでは縁起の悪い生き物、アイアイ(ナショジオ動物図鑑)(ナショナル ジオグラフィック日本版)

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 マダガスカル島にのみ生息するアイアイは、見た目ではわかりにくいが、サルやヒトと同じ霊長類に属する。体の色はこげ茶や黒で、体より大きなふさふさした尾が目立つ。大きな目、細長い指、大きな耳が特徴で、聴覚が鋭い。足の親指以外のすべての指に鋭いツメがあり、そのツメを利用して枝にぶら下がる。 ギャラリー:動物たちのホッとする寝顔 写真24点  熱帯雨林の木の上で暮らし、地上にはほとんど降りない。夜行性で、日中は葉や枝でできた球状の巣で丸くなって眠る。この球状の巣は出入り口が1つで、大きな木の枝に作られている。  高い木に腰をかけ、長い中指で木を叩き、その音を聞いて樹皮の下に昆虫の幼虫がいるかを確かめる。見つけたら、同じ指を使って幼虫を引っ張り出す。昆虫以外の栄養を摂取するためにココナツや他の果実も食べるが、果肉をすくい出すときにもこの指を使う。  マダガスカル島民の多くは、アイアイを縁起の悪い生き物だと考え、見つけるとすぐに殺してきた。それに加えて生息地の破壊も重なり、アイアイは絶滅寸前にまで追い込まれたが、現在は法律で保護されている。

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(2020/09/21)