MISIA、医療従事者支援ライブで見せた意思と想い「助け合う社会を今一度」:レポート(MusicVoice)

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 MISIAが19日・20日の2日間にわたり、東京・国際フォーラムで、医療従事者支援を目的とした限定ライヴ『MISIA SUMMER SOUL JAZZ 2020~Support for Medical Professionals~』を開催した。  本公演では、新型コロナウィルス感染症に関連した政府要請を受け、通常の公演よりも客席を半分以下に減らすことでソーシャルディスタンスを確保し、入場時の検温、手指消毒など、感染拡大防止の対策を実施したうえで、お客様一人一人に安全・安心な空間をご提供しライヴを楽しみ喜んで頂けるよう、出演者、スタッフ一同、一層の感染予防・拡大防止に努めながら開催され、本公演の収益の一部は、新型コロナウイルスの対応に当たる医療従事者を支援する活動へ寄付されることが発表されていた。  ライヴが始まると、トランペッター黒田卓也を中心としたバンドの重厚で華やかな音が会場に響き渡り、目の前が開けるような感覚が。それは、このコロナ禍の文脈に合わせて表現するならば、ライヴが当たり前に行われていた日々が戻ってきたというよりも、ここからまた新しいエンタテインメントとの日常が始まるんだ、という喜びだ。  MISIAを中心に全員が真っ白い衣装に身を包んでいるのは、本公演が全国の医療従事者支援のために行われているからだ。MISIAは、自らを音楽で元気を与える“ミュージック・ナース”、そしてバンドメンバーを“ミュージック・ドクター”と名付け、会場を盛り上げた。  オープニングのファンクナンバー「CASSA LATTE」の後のMCでは、衣装に合わせてデザインした特製のマスクを外し、「会いたかったよー!」と満面の笑みで挨拶をしたMISIA。思えばここ東京国際フォーラム ホールAで配信も含めてライヴが行われるのは、実に半年ぶりだ。「半年前に比べたらずいぶん感染防止対策だったり、システムだったり、私たち自身の体勢だったりも整ってきた部分があるのかなと感じます」と触れていた。  冒頭2曲目には、9月16日に配信リリースされたばかりの新曲で、現在JRAの馬術競技応援CMソングとして起用されている「君の背中にはいつも愛がある」を初披露。自身の干支でもある“馬”への愛をテーマに書き上げられた楽曲ではあるが、コロナ渦の中、生の音楽を求めていた観客たちへの心に寄り添う、エールにも感

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(2020/09/20)