第一稀元素化学工業(4082)、QUOカードの株主優待を廃止! 100株以上の保有で2000円分のQUOカードの優待が廃止され、同時に前期比「2円」の減配も発表!(ダイヤモンド・ザイ)

【リンク先抜粋】
 第一稀元素化学工業株式会社が、「QUOカード」の株主優待を廃止することを、2020年9月18日の17時に発表した。 【詳細画像または表】  第一稀元素化学工業の株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上の株主に『QUOカード』2000円分を贈呈」というものだった。  しかし、この株主優待は2020年3月末の実施を最後に廃止される。  第一稀元素化学工業が株主優待を廃止する理由は、「今般、株主様への公平な利益還元のあり方の観点から慎重に検討を重ねました結果、利益配分に関する基本方針である『安定した配当を継続していくこと』を優先し、よって株主優待制度を廃止することといたしました」とのことだ。  なお、第一稀元素化学工業は、株主優待の廃止と同時に、これまで「未定」としてきた2021年3月期の連結業績予想と中間配当の予想を発表。中間配当は8円予想で、前年同期の10円よりも2円の減配。期末配当の予想は公表していない(前期は期末配当も中間配当と同じく10円)。 ●第一稀元素化学工業が廃止する株主優待制度の詳細と利回りは?   ◆廃止される第一稀元素化学工業の株主優待制度の詳細   基準日   保有株式数   株主優待内容   3月末 100株以上 QUOカード2000円分  第一稀元素化学工業の2020年9月18日時点の株価(終値)は855円なので、株主優待が廃止されていなければ、利回りは以下のようになっていた。 (100株保有の場合) 投資金額:100株×855円=8万5500円 株主優待品:QUOカード2000円分 株主優待利回り=2000円÷8万5500円×100=2.33%  第一稀元素化学工業の株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」だったが、実施済みの2020年3月分を最後に廃止されることが発表された。廃止されていなければ、株主優待利回りが2.33%と、「QUOカード」の株主優待としては高水準だったため、失望している個人投資家は多そうだ。今後は配当に注力する方針とのことだが、株主優待の廃止と同時に発表された中間配当の予想は前期よりも2円の減配となっており、失望売りが加速する恐れもあるだろう。実際、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、発表当日(2020年9月18日)の終値855円より120円

続きはこちら

(2020/09/20)