日本代表・森薗政崇が支援する高校生強化合宿が開始「不安も大きかったけどやって良かった」(スポーツ報知)

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 卓球男子で来年2~3月の世界選手権団体戦代表の森薗政崇(25)=BOBSON=が支援する高校生強化合宿が20日、静岡・富士市内で始まった。コロナ禍で全国高校総体などが中止となった高校生への実戦機会の提供を目指して企画し、22日まで団体戦や講習会などを行う予定だ。  森薗は外出自粛期間にオンラインを通じ、男女13校の卓球部に講演を行ってきた。各校の指導者とも意見交換を重ねる中で「試合がなくなってしまったのが一番つらい、と。選手に発散させる場、アピールや強化の場がない。そういう場を必要としているということを教えてもらえた」。以前からジュニア世代の強化に関心を持っていたこともあり、参加校の指導者らと実行委員会をたちあげ、実現に向けて準備してきた。  開催にあたって苦慮したのはコロナ対策だ。運営スタッフが会場の下見を3度行い、接触機会を抑えるための動線を設定。日本卓球協会や静岡県のイベント開催のガイドラインに沿って2時間ごとの換気や選手は試合後に自ら卓球台の消毒を行い、プレー中以外はマスクを着用。宿泊を伴うため、食事の時間もチームごとに細かに区切った。森薗は初日を終え「やる前はこういう時期で不安もすごく大きかったけど、選手や監督の反応、熱を見ていて、純粋にやって良かった」と胸をなで下ろした。  選手からも喜びの声が相次いだ。静岡学園高の鈴木笙主将(2年)は「最近は試合がなくてモチベーションが上がりにくい状況だったけど、久々に全国のチームと戦うことができてとてもいい刺激になった。久しぶりに友だちとも会えたのもうれしかった。こうやって試合ができるのも簡単なことじゃないと思うので、ありがたいです」と感謝。東京・安田学園高の伊藤礼博(2年)は「チームメートや他校の選手と宿泊して合宿するのが本当に久しぶりで、ずっと楽しみにしていた。上から森薗さんが見ているという緊張感もあった」と声を弾ませた。  森薗自身も今年3月に予定されていた世界選手権が計3度も日程変更となり、1年延期となった。今月14日にTリーグのドリームマッチが開催されるまで、試合がない日々が続いていたが、フォアハンド側のラバーに中国製に近い粘着性の高いものを試すなど、普段のような連戦の中では難しい用具の変更にも挑戦。今後を見据え、意欲的に取り組んできた。  「モチベーションを心配されるけど、むしろ自分や卓球を見

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(2020/09/20)