鷹打線がまたも好投の石川を見殺し 工藤監督「打つほうがもう少し頑張らないと(東スポWeb)
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ソフトバンクが20日の楽天戦(ペイペイ)に2―3で敗れ、連敗で4カードぶりのカード負け越しを喫した。
2点を追いかける9回、相手守護神・ブセニッツを攻めて逆転サヨナラのチャンスを演出した。釜元の左前適時打で1点差に迫り球場のボルテージも高まった。さらに二死満塁で栗原が完璧に捉えた痛烈な打球を放つ。しかし、一塁手・鈴木大にジャンプ一番でキャッチされ、あと1点が届かなかった。
またしても先発の石川を援護できなかった。8回を5安打2失点。「本塁打は失投だし悔いが残ります」と振り返ったが、ソロ本塁打2本のみに抑える好投だった。これで9月は平均8イニングを投げて防御率2・63の好成績をマークしながら、3戦3敗となった。
試合を消化していよいよ残りは3分の1。試合後、工藤監督は「今の現状だけを考えれば、打つほうがもう少し頑張らないといけない。打線の援護で投手も勇気を持って投げられるし頑張ってほしい」と打線の奮起を促した。
ただ9月以降、毎週金曜日が移動ゲームで、試合のない月曜日もほとんど敵地に移動しなければならないハードな日程。全試合に出場し圧巻の成績で打線を引っ張ってきた柳田も9月は打率2割7分1厘、4本塁打、グラシアルも9月は打率2割3分2厘と成績が下降線となるなど野手陣には疲労の色も濃くなってきている。
そんな中で21日は、9月以降で2日しかない移動なしの「完全休養日」。ナインにとっては久しぶりの休息となる。次カードも本拠地でオリックス3連戦。2位・ロッテとのゲーム差は1・5に縮まるなど、厳しいペナントレースとなっているが、鷹ナインは束の間の休日でしっかりと体を休ませ次の戦いに臨む。