中日松葉プロ通算30勝「通過点にしたい気持ちも」(日刊スポーツ)

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<中日4-2阪神>◇20日◇ナゴヤドーム 中日松葉貴大投手が、30歳初勝利でプロ通算30勝を達成した。5回2失点で降板したが、救援陣に支えられ、7月22日巨人戦以来約2カ月ぶりの3勝目を手にした。 【写真】回2失点で3勝目を挙げた中日先発の松葉 8月14日に誕生日を迎えた。 「自分でも分かってました。30勝目も。通過点にしたい気持ちもあったし、このまま終わりにしたくない気持ちもあった。30勝できたのはうれしい。(今後は)今まで以上に責任と絶対に抑えてやる強い気持ちを持って臨んでいきたい」。プロ8年目でつかんだ30勝の喜びをかみしめた。 3点リードの2回。先頭木浪に四球を与え、代打長坂に2点本塁打を浴びた。「本来の形であるゴロを打たせるピッチングをしようと。木下とリセットしようと話して、そのあと近本から3人で抑えられた」と切り替えた。阪神戦はオリックス時代を含め、無敗の2勝となった。 チームは6回終了時でリードしていた場合は、これで19連勝。今季80試合目を連勝で飾り、残りは40試合。与田監督は「(阪神との3・5ゲーム差は)当然視野に入れて戦っていく。(相手)チーム、相性も含めて考えていかなければならない」。竜が、反攻の波に乗る。【伊東大介】

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(2020/09/20)