連投の明大・入江救援で2回0封 人格変え強気投球(日刊スポーツ)

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<東京6大学野球:早大3-3明大>◇20日◇第1週第2日◇神宮 背番号11のプライドを懸けた。明大は同点の8回、入江大生投手(4年=作新学院)が4番手で登板。先発した1回戦に続く連投で2回1安打無失点に抑え、引き分けによるポイント0・5点を得た。前日に早大・早川に投げ負けた悔しさをぶつけた。早大は1勝1分けの1・5点で第1週を終了。法大は東大に連勝でポイントを2点に伸ばし、単独首位に立った。 【写真】9回表を無失点に抑え、ほえる明大・入江    ◇   ◇   ◇ 入江は深々と一礼してマウンドを踏んだ。「投げる展開に、みんなが持ってきてくれた。ここで点を取られたら、明治の11番を返すぐらいの気持ち」と覚悟した。初回の3点ビハインドを追い付いた直後の8回。役目は理解していた。早大先頭の岩本を3球連続内角直球で三ゴロ。「昨日は立ち上がり、外、外と丁寧にいきすぎた。人格を変えて、強気にいきました」。2回を投げ、内野安打1本のみ。ドローに持ち込んだ。 前日は涙をのんだ。高3夏の甲子園で対戦した早川と初めて先発で投げ合ったが、5回6失点でKOされた。17奪三振完投の早川との落差が悔しかった。田中武宏監督(59)に連投を指示され「この秋がラスト。体が壊れようと、人格を変えてもやっていく」と決意。公家主将はじめチームメートも「絶対、投げさせるから、最高の準備をしておけ」と声をかけてくれた。 セットのフォームを修正し、心身とも整えて臨んだ。ドラフト上位候補に挙がる最速153キロ右腕。人格は変わったか問われると「まだ1試合だけ。来週も見てもらい、判断していただきたい」と、真っすぐ前を見て言った。【古川真弥】 ▽明大・田中武宏監督(入江に)「昨日は入れ込みすぎていた。今日はマウンドの入江と何回も目があったが、落ち着いていた。同じ151キロでも違った」 ◆明大の背番号11 エース格の投手がつけ、近年はドラフト上位指名でプロに進んだ投手が多い。野村祐輔(11年広島1位)山崎福也(14年オリックス1位)上原健太(15年日本ハム1位)星知弥(16年ヤクルト2位)斉藤大将(17年西武1位)伊勢大夢(19年DeNA3位)など。森下暢仁(19年広島1位)は3年時は11だったが、4年時は主将番号の10をつけた。 ◆今秋リーグ戦の順位決定法 2戦先勝勝ち点制に代わり、2回戦総当たりのポ

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(2020/09/20)