古江彩佳がプロ初V「自分をほめたいぐらい完璧」(日刊スポーツ)

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<女子ゴルフ:デサントレディース東海クラシック>◇最終日◇20日◇新南愛知CC美浜C(6456ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円) 【写真】プレーオフを制し優勝カップにくちづけする古江彩佳 ミレニアム世代の古江彩佳(20)がプロ初のツアー優勝を挙げた。同じ首位スタートの「最強アズマ軍団」東浩子(28)と18番でバーディーを奪い合い、通算15アンダーでプレーオフ(PO)へ。18番パー4のPO1ホール目、第2打をピン20センチにつけるスーパーショットでバーディー決着させた。昨秋にアマチュア優勝し、プロ転向して10戦目。賞金ランクは6位浮上、秘めた野望「ルーキー賞金女王」へ、力強い1歩を踏み出した。    ◇   ◇   ◇ 世代闘争が激化する女子ゴルフ界に、衝撃を与えた。18番パー4のPO1ホール目。東が第2打をピン7メートルにつけると、古江は「攻めるしかない」と思った。ピッチングウエッジを剣道のように両手で持ち、左目を閉じた。114ヤード先のピンに集中した。フェアウエーからのショットはピン前30センチに落ち、ピンに当たり、20センチ横に止まった。 「手応えがすごく良くて、自分をほめたいぐらい完璧なショットでした」 東と同スコアだった正規ラウンド18番は、18メートルものバーディーパットを沈め、7メートルを入れ返された。パットでダメなら、ショットで勝つ。ミレニアム世代のエース格は勝負強い。 接戦に勝つ力がある。54ホールでボギーなしの優勝は記録の残る90年以降、史上8人目。今季ツアーのパーセーブ率92・6901%、パーオンを逃してパーを拾うリカバリー率77・1739%は、ともに部門別ランク1位。現在ボギーなしは64ホール連続と伸び、次戦日本女子オープン第1日も続けば82ホール連続になり、申ジエの持つツアー記録81ホールを上回る。 手堅い20歳は古風でもある。験を担ぐ。今大会開幕前夜、昨夜はトンカツを食べた。逆に大会中は“手がない→手が出ない”から鶏料理を食べない。ホテルからコースに向かう車内では、浜崎あゆみのライブ映像を見る。両親がファンの歌姫は、世代的に“懐メロ”だが「新しいのも聴いたけど、どうしても“あゆ”で」と趣味が変わらない。 賞金女王が夢だ。ジュニア時代に不動裕理の6年連続戴冠を知って憧れた。賞金ランクは2403万

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(2020/09/20)