レイズ・筒香嘉智「1番・DH」でメジャー初三塁打含む2安打 チームは地区Vへマジック5(スポーツ報知)
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レイズ・筒香嘉智外野手(28)が18日(日本時間19日、敵地オリオールズ戦に「1番・DH」でフル出場。メジャー初の三塁打を含む5打数2安打1得点で、打率は2割ジャストに引き上げた。
迷いなく二塁を蹴った。右翼手がフェンス際への打球処理に手間取る間に三塁へ。1―0で迎えた3回の第2打席。筒香が、先発右腕カップの92マイル(約148キロ)の直球を弾き返し、DeNA時代の2018年5月6日(巨人)以来、メジャーではチーム52試合目で初三塁打を記録した。「ギリギリだろうなと思いながら走っていた。明日は足が張るかもしれません」。1死後、ロウの右前安打で生還。試合は2―1で逃げ切っただけに貴重な得点となった。
「核弾頭・筒香」のテスト期間が始まった。この日、今季22試合1番に起用された外野手メドウズが左脇腹痛で負傷者リスト(IL)入り、2人とも7試合で1番を務めた崔志万、ディアスもIL入りで10月上旬の復帰は微妙。筒香を含め今計10人の1番打者を起用したキャッシュ監督は、残りの公式戦を元にポストシーズン(PS)の打順構想を練っていくと語った。「四球でもヒットでも、とにかく塁に出ることが目的。小さくなる必要はないが、強く振れる球はスイングするなかで、いつもと違う心の状態はもちろんある」と筒香。狙った内角球を鋭く振り抜いた結果のトリプルだった。第4打席には、二番手左腕フライからスライダーを中前安打。9月11日以来、7度目のマルチ安打で指揮官の期待に応えた。
「60試合という少ない中、良い時も悪い時も色々なことが、この短期間であったが、最高の調整をしながら、プレーオフを迎えられたらいいと思う」。前日、PS進出が決定。2010年以来10年ぶりのア・リーグ東地区優勝までのマジックは「5」となった。
(一村 順子)