オトナも泣ける「クレヨンしんちゃん」の作り方!京極尚彦監督、久野遥子が明かす『ラクガキングダム』に込めた想い(MOVIE WALKER PRESS)

【リンク先抜粋】
9月11日より公開となった人気シリーズの28作目『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が、初登場1位のヒットを記録中だ。本作は「オトナも泣ける」と高評価を得ている物語はもちろん、“ラクガキ”をモチーフにした独創的なデザインワークの数々も印象的だが、MOVIE WALKER PRESSでは、本作で映画シリーズ初参加となった京極尚彦監督と、ポスタービジュアルや“ラクガキングダム”のデザインを手掛けた映像作家の久野遥子の対談を実施。2017年のテレビアニメ「宝石の国」以来のタッグとなった2人が、真摯な言葉で『ラクガキングダム』に込めた想いを明かしてくれた。 【写真を見る】久野遥子ワールド全開!“ラクガキングダム”のデザインを隅々まで堪能 本作で物語のカギを握るのは、自由なラクガキをエネルギー源として空に浮かぶ王国“ラクガキングダム”。エネルギー不足に悩んでいた王国軍は、子どもたちに無理やりラクガキをさせるため、春日部への侵略を開始。選ばれし勇者のみが使える“ラクガキングダム”の秘宝、ミラクルクレヨンを手にしたしんのすけが、クレヨンで生みだされた個性豊かな仲間たちと危機に立ち向かう姿を描く。 ――久野さんが「映画クレヨンしんちゃん」シリーズに参加されたきっかけを教えてください。 久野「岩井俊二監督のアニメーション映画『花とアリス殺人事件』という作品で私はロトスコープ(俳優のお芝居をカメラで撮影し、アニメーション化する手法)のディレクターとして参加したのですが、この作品で実写の助監督を務めていたのが『ラクガキングダム』のプロデューサーの近藤慶一さんでした。その後近藤さんがシンエイ動画に入社された際に、『映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ』のキャラクターデザインでお声がけいただき、それがきっかけで本作まで4作品続けて参加させていただいています」 ――京極監督と久野さんは「宝石の国」で監督、演出としてタッグを組まれていましたが、本作での再タッグについてどのように感じられましたか。 京極「『宝石の国』では久野さんに演出として参加していただきまして、それに加えて、エンディングアニメーションや本編中の絵巻物や歴史を語るようなパートでも協力していただきました。その際に、美術設定や空間をつくる点に関してもご一緒したいと思っていたので、本作で

続きはこちら

(2020/09/18)