VW ゴルフ・ヴァリアント 新型、新開発マイルドハイブリッド搭載…予約受注を欧州で開始(レスポンス)
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フォルクスワーゲンは9月17日、新型『ゴルフ・ヴァリアント』(Volkswagen Golf Variant)の先行予約受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、2万8566ユーロ(約355万円)と発表されている。
【写真】フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアント(全16枚)
ゴルフ・ヴァリアントは、1993年に初代が発売されて以来、全世界でおよそ300万台が販売されており、ゴルフシリーズの主力車種の一部となっている。現在までに、合計5世代のゴルフ ヴァリアントが発売されており、それぞれが各ゴルフ世代のハッチバックバージョンのプラットフォームをベースにしている。ゴルフ ヴァリアントは現在、ドイツ・ヴォルフスブルク工場で生産されており、世界的な需要に応えている。
◆新開発のマイルドハイブリッド「eTSI」
欧州市場でのエンジンラインナップには、新開発のマイルドハイブリッド、「eTSI」が用意される。同車では、直噴ガソリンターボの「TSI」エンジンを可能な限り休止し、惰性走行して燃費を稼ぎ、CO2排出量を抑える。
すべてのeTSIエンジンは、7速デュアルクラッチの「DSG」と組み合わせる。最初のマイルドハイブリッドとして、「1.0 eTSI」(最大出力110ps)が欧州市場で発売され、他のグレードにもマイルドハイブリッドが拡大展開される予定だ。
◆最新のクリーンディーゼルも設定
最新のクリーンディーゼルエンジンも設定される。直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルの「TDI」エンジンには、最大出力115psと150psの2種類のチューニングが用意される。両バージョンには、「ツインドージング」と呼ばれる2つのSCR 触媒コンバーターを採用する。
ツインドージングでは、「Adblue」を直列に配置した2つのSCR触媒コンバーターの上流から注入する。Adblueは、排ガス中に含まれる窒素酸化物(Nox)を、水と窒素に分解する還元剤の役割を担うアンモニアを含んだ尿素水だ。
ツインドージングを行うには、車両に2つ目のSCR触媒コンバーターを装着することが必要になる。第2の触媒コンバーターの上流の排気温度は、エンジンまでの距離が長いため、およそ100度低くなる。これにより、排気ガスの後処理能力が拡大する。フォルクスワーゲンによると、排気ガス温度がおよそ