コロナの影響で投資を始める人が増えている? 知っておきたい分散投資とは(ファイナンシャルフィールド)
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1つの籠で卵を20個運び、もし転んでしまったらすべての卵が割れてしまう可能性があります。しかし、いくつかの籠に分けて卵を運んでいたら、転んでしまい1つの籠の中の卵が割れてしまっても、他の籠の卵は割れずに済む可能性があるのです。
投資も同じことがいえます。投資した金額が大きいほうがリターンも増えるため、1点集中で投資する方もいるのですが、それではリスクが大きすぎます。投資するタイミングや商品、地域や通貨などを分散させておくことで、リスクも軽減できるのです。
「退職金2000万円を国内株式のここへすべて投資する!」となったら、どうでしょうか?
値上がりすればリターンも見込めますが、値下がりしたら投じた資金は少なくなってしまいます。実際に、退職金すべてをある投資先に投資し、しばらくは配当金などがあったものの、数年後には投資先が破綻してしまい、投じた資金が戻ってこなかった……といった話は少なくありません。
投資には必ずリスクがあります。そのリスクを軽減させるためには、分散投資は重要なのです。例えば、退職金2000万円のうち、500万円は生活費の補填用に現金・預貯金で保有し、500万円は債券で運用、500万円は株式や投資信託で、500万円はタイミングをずらして他の投資になど、籠を分けておくことでリスクヘッジ(リスクの回避や軽減)につながります。