2020年の人種差別:その核心-「Black Lives Matter」運動が盛り上がりを見せた今、考えたいこと(ハーパーズ バザー・オンライン)

【リンク先抜粋】
あるものの優位性は、何かの人間性を抹殺することや何かに無関心であることの上に、成り立つ。ジョージ・フロイドを自分の膝で8分46秒間押さえつけて殺した男は、それが自分と同じように、つまりフットボールやバナナとマヨネーズのサンドイッチや好きな飲み物を楽しんだり、 子供時代が記憶のかなたにあったりする普通の男性の首だとは考えなかった。 彼は、自分の膝の下にある人間をひとりの男性として見ずに、ただの黒人だと、黒人であるという概念だけを付随させ、それに対して彼は自分のほうが優れているのであり、彼よりも自分のほうが生命と自由のより価値のある権利を有していると思い込んでいた。彼はそのように育てられたのだ。 私たちは、白人至上主義の思想によって捕らえられ、ねじ曲げられ、同情心を失うことを許してしまった彼のことを全面的に非難すべきだし、彼に同意してジョージの命を救おうと十分なことをせず、おそらくは自分の膝でもあの息を止めたいとすら思っていたであろう彼の共犯者を非難すべきだ。 が、私たち自身も、自分たちの自由の土台となっているもののために十分な闘いをしなかった失敗を見つめ、そのためにまだ自由ではない人がいるという事実を認識すべきだ。私たちはその考え方の中で快適に暮らし続けた。私たちも無関心の一部だったのだ 。

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(2020/09/18)