巨人・原監督が6失点KOの先発・戸郷に苦言「ピッチャーとしてどうなのか?」(東スポWeb)

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 敗戦を振り返るよりも、若き右腕の今後の成長を切望した。優勝へのマジック「35」としている巨人が、18日のDeNA戦(横浜)を0―6で落とし敗戦。8月21~23日の敵地での広島戦で3タテされて以来、およそ1か月ぶりの連敗となった。  ちなみに2試合連続の完封負けは、昨年8月25日にDeNA、27日に広島とカードをまたいで喫して以来、およそ1年ぶりだ。  この日は3試合ぶりに坂本、岡本が復帰。さらに故障明けのパーラが打線に名を連ね、ほぼベストの布陣で臨むも沈黙した。  試合後の原監督も「(沈黙の問いに)そうですね。打線もそうだよね」と淡々としたものだったが、モノ申したかったのが5回を投げ自己ワーストの6失点KOで4敗目(7勝)を喫した、先発・戸郷翔征投手(20)についてだった。  2回一死一、二塁の場面で、倉本に1ストライクからの2球目、内角へ投じた直球が真ん中に入り、先制の2点適時右前打を許した場面に「インサイド、うまい具合に空振りを取って、(さらに)インサイドに投げようとしたボールが甘くいったというのはやっぱり、その時の(前々打者・宮崎への)デッドボールというのが頭に浮かんだのかなという気もしないでもないね」と語り始めると、こう続けた。 「もし、そうであるならば、それはピッチャーとしてどうなのか? というところかね。出来立てホヤホヤのピッチャーであるし…しかし順調に来ているという点では、相手チームは完全に『敵』とみなしながら戦っているわけだから。やっぱり研究もしているし、戸郷はその上をいかないといけないし…。そういう(上をいける)人たちが、彼の今年だけあるチャンス『新人王』というのがあるわけだからね。そういう(チャンスのある)人たちが超えなきゃいけないところだし、そういう(超えた)人が(新人王に)なるということですよね」  1981年、スター選手として徹底マークされながらも22本塁打を放ち、見事新人王を獲得した原監督だからこそ言える、重みのある言葉――。この金言に二十歳の右腕はどう応え、乗り越えていくのか注目だ。

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(2020/09/18)