教育委員会会議 オンライン出席OKに 大阪府教育委(産経新聞)
【リンク先抜粋】
府教育委員会は18日、教育委員会会議を開き、オンラインによる同会議への出席を認める規則の一部改正を行うことを決めた。近く、オンライン出席が認められるようになる。文部科学省が7月下旬にオンライン会議は可能とする通知を出したことを受けての措置となった。
教育委員会会議は、地方教育行政法に基づき、教育委員会の意思決定を合議制で行う場。教育長と、有識者やPTA関係者などの教育委員で構成される。府教委の場合は5人の委員が任命されている。
同法ではオンラインでの出席については可否を明記していないが、文科省がオンライン会議を可能としたことで、府教委の会議規則でも、教育長が認めればオンラインで会議に出席できることになった。感染症対策による外出自粛時や、災害などによって交通網が寸断された場合、また、ほかの重要な用務があり府庁への移動が難しい場合などが想定されている。
府教委では緊急事態宣言中の5月の会議で東京在住の松竹芸能会長、井上貴弘委員がテレビ会議システムを活用して参加したものの、「出席」とみなせず議決に加えられなかった経緯があり、文科省に対応を求めていた。
酒井隆行教育長は「対面が最良ではあるが、感染症拡大への対応や多忙な委員の日程調整などの課題を解決できる1つの手法として、タイミングよく改正ができた」などと話した。