12連覇へENEOS快勝発進、渡嘉敷来夢16得点(日刊スポーツ)

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<バスケットボールWリーグ:ENEOS77-60富士通>◇第1週◇18日◇東京・大田区総合体育館 【写真】ヒーローインタビューを受けるENEOS宮崎の様子を見つめる渡嘉敷 12連覇を狙う昨季レギュラーシーズン1位のENEOSが快勝発進した。今季もチームを引っ張る渡嘉敷来夢(29)が16得点を挙げる活躍で富士通に勝利。吉田亜沙美(32)の退団、藤岡麻菜美(26)の引退で主力2人の離脱によるチーム力低下を感じさせず、王者の貫禄を見せつけた。 開幕前「爆発させたい」と語っていた通り、渡嘉敷は開始からエンジン全開だった。第1クオーター(Q)だけで10得点、4リバウンドをマークし、チームに勢いを付けた。前半は1点ビハインドで折り返したが、後半に逆転。渡嘉敷は第3Q終盤に相手選手と接触して右膝を痛め、その後出場しなかったが、チームはそれでもリードを広げ、逃げ切った。 昨季は15勝1敗と圧倒的強さを見せながら、新型コロナウイルスの影響で2月にシーズン打ち切り。12連覇は持ち越しとなっていた。5月にようやくトレーニングを開始、普段できなかったウエートに力を入れた。チーム練習再開は6月中旬。「中断していてからも動き続けていた。完璧ではないけどなかなかいい。いつでも試合が来ていいと思っていた」と万全の状態で試合に臨んだ。 今季にかける思いの強さには理由がある。昨季まで引っ張ってきた吉田と藤岡さんの主力2人がチームを離れた。「もう少し一緒にやりたかった。今季は自分のおかげで勝ったと言ってもらえるように」と熱い思いをプレーにぶつけた。 2人のポイントガードが抜け、宮崎とのコンビが注目されたが、渡嘉敷は「自分がどういうタイミングでパスが欲しいかを分かっている。ミスを恐れることなくパスを出して欲しいといつも言っている」と信頼を置く。宮崎もその通りのプレーで前半だけで4アシストを決めるなど、期待に応えた。昨季3位の富士通を破り、12連覇に向け好スタートを切った。【松熊洋介】

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(2020/09/18)