「住宅ローンの××に注意!」という記事こそ注意すべき理由 不安をあおる仕組みと目的を知り財産を守る(マネーの達人)

【リンク先抜粋】
これは、問題提起をして読者の耳目を引くのが目的です。 目を引くために、目立つタイトルを使う傾向があります。 またその内容も、 ・ 論拠が乏しいのに、あたかも事実のように断言するもの ・ 論理の飛躍やこじつけがある と言った内容が目立ちます。 ■記事の内容例1 ・ 住宅ローンの審査で、メガバンクより地方銀行の基準がゆるいのは、地方銀行が住宅ローン貸出を増やしたいから ・ 住宅ローンの審査で、返済比率を計算する際の想定金利を特定の金融機関で低めに設定しているのは、年収の低い人など、今までだったら借入できない人にも融資するため このような記事には疑問を感じてしまいます。 すべてが間違いとは言いませんが、しっかりとした情報源などが明示されていないからです。 たとえば「特定の金融機関は金利を低めに設定していることがわかりました」とありますが、記事の筆者は金融機関の人ではなく、どうして断言できるのでしょうか。 もし取材などにより、金融機関の職員が内情を明かしたなら、それは融資審査に関わる重要情報を漏らしたことになります。 あるいはそうした情報源がなく、筆者が推測で記事を書いているなら、これも問題があると感じます。

続きはこちら

(2020/09/18)