「ワンダ」はショート缶とボトル缶に最注力 「進撃の巨人」コラボも(日本食糧新聞)
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アサヒ飲料が展開する「ワンダ」ブランドは、ショート缶とボトル缶に最注力する。ショート缶では「『ワンダ』モーニングショット」「同 金の微糖」の強化に加え、「同 白いカフェラテ」(缶245g)を9月1日から新たに投入した。市場を上回る推移を見せるボトル缶の「『ワンダ』極」シリーズとともに40~50代の男性をターゲットに“コーヒー本来の味わい”を追求し、ユーザーの期待を超える味わいを提案する。
基幹商品「モーニングショット」「金の微糖」では、同ブランドのメーンターゲット層の男性に人気の高い漫画「進撃の巨人」のデザイン缶(全20種類)を8月上旬以降順次、発売している。
アーティストのYOSHIKIが登場する「ワンダ」新TVCM「進撃のYOSHIKI」編を3日から全国で放映している。加えて、抽選で限定「進撃のYOSHIKI缶」が当たる「YOSHIKIコース」と、限定「進撃の巨人」原画レプリカポスターが当たる「進撃の巨人コース」へ申し込めるキャンペーンを11月6日まで実施し、盛り上げる。
新発売の「白いカフェラテ」は乳素材を使用した“ミルクのおいしさ”を極限まで際立たせたカフェラテだ。なめらかで芳醇(ほうじゅん)なミルクのおいしさを、仕事中や忙しい時間の合間の“ほっとするひととき”に提案する。
中身は牛乳や脱脂粉乳、練乳をバランスよくブレンドし、ミルクのおいしさを引き立たせるなど、ミルクに特化したショート缶カフェラテとして投入する。
河口文彦マーケティング本部マーケティング一部コーヒーグループグループリーダーは「ボトル缶市場としては減少傾向にある中、同ブランドのボトル缶シリーズは1~8月の累計で前年比5%プラスと好調に推移している。こだわりの味わいに加え、量販店チャネルなどの取扱店舗の拡大に注力した結果、タッチポイントの拡大が要因と検証している」と語る。
また、ウィズコロナの今秋冬に向けて「テレワーク増加などから、仕事とプライベートの境目がなく、気分を切り替えるタイミングが難しい現状がある。気分の切り替えなど、コーヒーはライフスタイルに密接に関わっていくカテゴリといえる。『ワンダ』ブランドで“明るく前向きに、元気になってもらう”べく取り組んでいく」(河口グループリーダー)意向だ。