ダルビッシュのサイヤング賞は?MLB主要個人タイトル争いも混迷を極めそう…【AKI猪瀬コラム】(中日スポーツ)

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 激化するポストシーズン進出争いと同様に、主要個人タイトル争いも混迷を極めそうです。現時点で授賞確定と言われているのは、インディアンスのビーバー投手のア・リーグサイヤング賞と、パドレスのクロネンワース選手のナ・リーグ新人王の2部門だけです。  ダルビッシュ投手のナ・リーグサイヤング賞も確定と言いたいところですが、3年連続サイヤング賞を狙うメッツのデグロム投手が猛烈な勢いで成績を向上させているので、ダルビッシュ投手の当確ランプ点灯を阻止している状況です。  ア・リーグサイヤング賞とナ・リーグ新人王の次に当確ランプが点灯しそうなのがア・リーグMVPです。  ツインズの不惑の長距離砲クルーズや2年連続4回目を狙うエンゼルスのトラウト、球団史上初となる2年連続首位打者獲得が射程圏に入ったホワイトソックスのアンダーソン遊撃手など数多くの候補者がいます。中でも本命視されているのがアンダーソンの同僚でもあるアブレイユ一塁手。8月16日以降、メジャー1位となる21勝5敗を記録してア・リーグ最高勝率チームに躍り出たホワイトソックスは2008年以来となるポストシーズン進出に向けて47試合消化時点でマジックナンバーを4としています。  アンダーソンは、自身もMVP候補と称されることについては「最高にクールだ」とコメント。「しかし、MVPにふさわしいのはアブレイユだと思う。自分が授賞できたら最高だと思うけど、今は個人タイトルよりも勝ちたい。とにかくチャンピオンになりたい」。  現在、アブレイユは2年連続打点王と本塁打王の2冠獲得の可能性があります。残り10数試合となりましたが、ポストシーズン進出争い同様に個人タイトルの行方も、最後まで目が離せない争いになりそうです。(大リーグ・アナリスト)

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(2020/09/16)