宇宙を捉える巨大カメラのイメージセンサー、32億画素の画像を撮る(ギズモード・ジャパン)

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焦点面は幅0.6m超で、1600万画素のCCDセンサー189個から構成されています。集光する画素幅は10ミクロンと極小ですが、一般的なスマホのカメラの画素より10倍大きいとか(ちなみに人間の髪の太さは50ミクロン)。また焦点面は非常に平たく、高低差を人間の髪の太さの10分の1以下に留めているおかげで、画像は非常にくっきりと鮮明になります。CCDセンサー9個を四角形にまとめたものはラフトと呼ばれ、焦点面にはラフト21個と構造上の用途に使われる特殊なラフト4個が取り付けられました。ラフトは1つあたり300万ドルかかるうえ非常に壊れやすいので、6カ月に及ぶ慎重な作業を要しました。 32億画素とあって、24km先のゴルフボールを解像でき、一度に撮影できる範囲は満月40個が入るほどとまさに驚異的なスペックを誇ります。肉眼で見るよりも1億倍暗い被写体の観測が可能になりますが、それは数千マイル先からロウソクを見るようなものです。 年内にカメラのレンズ、シャッター、フィルター交換システムが追加される予定。テストが完了したら、早くて2021年中頃にはルービン天文台のあるチリに輸送&設置されます。すべてが順調に進めばLSSTプロジェクトは2022年に開始されて2032年まで続く予定です。 Source: SLAC, LSST, symmetry,

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(2020/09/14)