全米制覇の大坂なおみ、「コロナ自粛期間」が自身のキャリアに与えた影響について語る(ハーパーズ バザー・オンライン)

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 テニスの全米オープンで2年ぶり2度目の優勝を果たした大坂なおみ選手に、多くの称賛の言葉が寄せられている。9月12日(現地時間)に行われた同大会の決勝戦でヴィクトリア・アザレンカを破った大坂は、同時にグランドスラム3勝目をあげたことになる。  『BBC』は大会終了後、新型コロナウイルスのパンデミックがトレーニングやキャリアそのものに与えた影響について、大坂は次のように語っていると報じた。 【写真】スポーツ界は末っ子だらけ! 兄姉を超えた末っ子アスリート15人 「自主隔離期間が、自分が成し遂げたいことや、自分がどのように記憶される人になりたいかなど、色々なことを考える機会になったことは確かです」「大きな意味を持つ数カ月だったことは間違いありません」 大会期間中は、米国内で警官に殺害された黒人7人の名前が入ったマスクを着けて試合に出場。このマスクについて大坂は試合開始前、スポーツチャンネル『ESPN』のインタビューでこう述べていた。 「(殺害された人たちの)数からみれば、7枚のマスクでは足りません。とても悲しいことです」「決勝まで勝ち進んで、7人全員の名前を示したいと思っています」 宣言どおり大坂は決勝に進出し、実際に7枚のマスクすべてを着用した。それらに書かれていたのは、ブリオナ・テイラーさん、トレイヴォン・マーティンさん、ジョージ・フロイドさん、フィランド・カスティールさん、イライジャ・マクレーンさん、アフマド・アーベリーさん、タミル・ライスさんの名だった。 人種差別問題への意識を高めようと行動に出たことにより、さらに大きなプレッシャーにさらされていたであろう大坂選手。そんな状況下での優勝に、改めて拍手を送りたい。

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(2020/09/14)