【重大な詐欺罪】元フォルクスワーゲンCEO、ディーゼル車不正事件で告訴へ(AUTOCAR JAPAN)

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text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル) translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】ゴルフ、A3、トゥアレグ【VWグループで販売されているディーゼルエンジン搭載車】 (48枚) フォルクスワーゲンの元会長マーティン・ウィンターコルンと4人の元幹部が、ディーゼルエンジンの排ガス規制逃れの問題に関与したとして、ドイツで重大な詐欺行為の罪で起訴されることになった。 2007年から2015年までフォルクスワーゲンの会長を務めたウィンターコルンと4人の元幹部は、2019年に同社の様々なディーゼルモデルに、公式テスト中に排出ガスを低減させる「ディフィートデバイス(無効化装置)」を装着させ、実際の走行条件よりも大幅に低いCO2評価に導いたとして起訴された。 ドイツのブラウンシュヴァイクの裁判所は水曜日、ウィンターコルンと4人に対する訴訟を進めることを認める動議を可決。重大な詐欺罪に加えて、検察が追加告発を可能にするように修正された。 背任罪を含むウィンターコルンに対する追加告訴は、裁判所によって否認されている。 ドイツの検察局は、元会長は2014年5月には早くもディーゼル車の排ガス不正行為を知っていたと主張している。同社はその1年以上前に、複数のディーゼル車にソフトウェアプログラムを使用して、テスト時には実際よりも排出ガスを減らせるようにしていたことを公に認めている。 検察はまた、ウィンターコルンが2014年11月に同社のディーゼル車にソフトウェアアップデートを導入し、ディフィートデバイスの存在を隠蔽しようとしたと主張。 この一連のスキャンダルにより、フォルクスワーゲンは300億ユーロ(3兆7千億円)以上の罰金をかけられている。

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(2020/09/14)