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菅官房長官が新たな総裁に選出されたことを受け、県政界の反応です。 村井知事は安倍政権の政策を評価した上で、菅新総裁に現政権の継承を期待しました。 村井知事「安倍内閣になり地方創生に非常に力を入れていただいた。具体的な施策を見ても地方にかなり思いを持って取り組んでいると感じた。菅新総裁は官房長官としてそれをずっと横で見てきたので必ずそれを継承していただけると思う」。 また自民党と連立政権を組む公明党の宮城県本部の庄子代表も、継続性が菅新総裁の評価につながったとしています。 公明党宮城県本部庄子賢一代表「（長期政権の）国内外に与える政治の安定感は大きかった。そうした屋台骨を支えてきた菅長官が継続性を掲げて今回の総裁選に臨んだことを自民党の党員も国会議員もそこを評価した」。 一方、野党関係者はその継続性を批判しました。立憲民主党宮城県連鎌田さゆり幹事長「『安倍さんの政治を継承する』とはっきりおっしゃってますのでほとんど期待するところはございません。コロナ（対策）に協力した医療機関の赤字が膨らんでいるので税金の取り方と使い方を適正に質し追及していく」。 日本共産党宮城県委員会中島康博委員長「安倍首相の後継であるということで全ての政治を継承してやるとほとんど違いが無いということだと思う。安倍政治の審判を総選挙で行うのだとそういう立場で全力をあげて戦いたいと思っております」。 菅新総裁はあす自民党の役員人事に臨みます。あさって臨時国会で総理大臣に指名された後新しい菅内閣が発足します。

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(2020/09/14)