【安永聡太郎】CLでスペイン勢の躍進はしばらく見られない? 一方、ラ・リーガは“カオス”になる(SOCCER DIGEST Web)

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 チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント以降の試合を見ていて思うけど、あの舞台に立てる選手はそれぞれが何度も壁をぶち破ってきた選手とその向こう側にいる選手の集まりじゃないと勝ち上がれない。 【動画】日本のサッカー関係者は落ち込んだ? ハイレベルすぎたCL決勝のハイライトはこちら  前回の連載コラムでは、日本のトップクラブの育成に関して意見を言ったけど、日本の教わりすぎた選手はやっぱり自分で勝手に型を作って、そこからはみ出せない選手が多い気がする。型を破れない。最近、サッカー界でもよく言われるのが、古武道の「守破離」という言葉。  教えてもらった型を守る時期と、破る時期と、いずれは個性を出して離れる時期、ようするに独り立ちの時期だと思うんだけど、選手の育成って「個の成長状態を見極められる」指導者の存在が大事だよね。もちろん見る目が正しい人とか、指導者もそれぞれに特徴や強みがあっていい。見る目があって、伝える力もあって、指導力も長けていてと、そんなパーフェクトな指導者が数多くいるとは思えないから。  というか、そう思っている指導者は考え直したほうがいいと思う。  僕は指導者として圧倒的に指導回数が足りていないし、指導方法だって長年やっている人と比べると「こういうトレーニングをしたらこういう選手が出てきた」という経験だって少ないからね。 「我慢して、これをやり続けた結果、こうなりました」  今はそれを積み重ねている最中。中学生と大学生、朝晩2つのカテゴリーを指導できている現在の環境は、非常に幸せな経験を与えてもらっている時間になっている。この経験があるから、この連載でこれまでとは違った見方を読者に提示できていると自分では思っている。  サッカーファンに対して解説する仕事をしながらも、現場指導もできている。その恩恵を受けているから、今大会のCLを解説するにあたって、「1つでも日本の育成にプラスになるようなことを言えないのは無責任だ」と思ったから前回に引き続き、あえて日本サッカーについて口にしている。  基本的には、日本の育成については言わないようにしているんだけど、今は自分も指導する立場として現場経験を積んでいるので、今大会のCLに出場している選手たちを分析していてどうしても日本の育成選手とリンクさせられずにはいられなかった。 「そんなこと言

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(2020/09/14)