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　15日（火）は、東北では少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。西日本は昼間は晴れるものの、東・北日本では午後は局地的に雨が降るでしょう。雷の発生する確率の高い時間帯は、関東では昼間よりも夜となり、お帰りの時間帯は急な雷雨にご注意下さい。 　日本海には動きが遅い低気圧があり、本州の南海上には前線が停滞しています。北日本の上空に入っていた寒気は、東日本や西日本にまで流れ込む見込みです。そのため、変わりやすい天気が続くでしょう。 　朝は、前線に近い九州南部では雨が降りやすく、日本海にある低気圧に近い東北北部や北海道の道南などでは風の強い状態が続く見通しです。午後は、四国でも雨の降るところがあるでしょう。夕方になると関東から北の地域では局地的に雨が降る見通しです。 　東北では先週から続く雨で、降水量が250ミリを超えているところがあります。これまでの雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。 　朝、日中ともに、全国的にこの時季らしい気温のところが多いでしょう。最高気温は札幌で21℃くらい、東京は27℃前後、大阪は30℃の見込みです。 　雷に注意する時間帯が変わってきました。夏の時期は、暑さが要因となって昼間にも雷雨がありましたが、寒気の影響を受ける火曜日は関東では夜遅い時間帯の発雷確率が高くなっています。お帰りの際の雷雨にご注意下さい。 （気象予報士・崎濱綾子）

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(2020/09/14)