永峰、メジャー初制覇 「若手に負けたくない」7年目の25歳、意地見せた(産経新聞)

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 淡々とした表情でプレーを続け、最後に大きな笑顔が広がった。首位と2打差で出た永峰が、4日間で風が最も強く吹いた最終日に自身のプレーを貫き、伝統の国内メジャー初制覇。プロ7年目の25歳は「大きい大会で優勝することができ、自信になる」と万感の思いに浸った。  前半から難しいバーディーパットを次々と沈めていった。1番でスライスライン下りの7メートルを読み切りカップインさせると、波に乗った。この日最難関となった8番のティーショット。ピンそば2メートルにつけてバーディーを決めると、10、11番でもバーディーを奪って単独首位に浮上。風と難しいグリーンに悩まされ、12、16番でボギーをたたいて追い上げられたが、「気持ちで乗り切った」と1打差を守って逃げ切った。  ツアー初勝利は2018年4月のフジサンケイレディスクラシック。2勝までの2年5カ月の間に20歳前後の若い世代が台頭。だが「自分たちの世代もたくさんいて頑張っている」。永峰も必死にショットやパットの精度を高めてきた。  初勝利のコースは芝目の強い高麗芝だったが、今回のコースはベント芝。球足が速く、より繊細な感性を必要とするが、永峰は「2年間で使える技も増えた。前回とは違う上達が感じられたかな」と胸を張った。  「自分たちの代も『負けたくない』というのは、心のどこかで思っている」。中堅というにはまだ早いが、その代表格として、しっかりと意地を示した。(上阪正人)

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(2020/09/13)