西村優菜、単独首位浮上でツアー&メジャー初制覇に王手「ゴルフは飛距離だけではない」(スポーツ報知)

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◆女子プロゴルフツアー メジャー第1戦 日本女子プロ選手権 コニカミノルタ杯第3日(12日、岡山・JFE瀬戸内海GC)  2位から出た西村優菜(20)=フリー=は7バーディー、2ボギーでベストスコアに並ぶ67で回り、通算11アンダーで単独首位に浮上。ツアー&メジャー初制覇に王手をかけた。出場選手中、身長が最も低い150センチで、メジャーでは史上2番目に「小さな優勝者」を目指す。  西村は7バーディーを量産し、67で首位に浮上した。150センチの小柄な選手が、メジャーの大舞台でツアー初優勝に近づいた。「(2日連続で)60台で回る目標をクリアできてうれしい。ショートアイアンの調子が良かった」と、キュートな笑顔で語った。  前半に4バーディーを奪い、ボギーをたたいた直後の15番は残り130ヤードから得意の9アイアンでベタピンにつけた。さらに16番の連続バーディーで抜け出した。予選で各日32、31パットだったグリーン上も「アドレスを調整して目線を合わせる練習の効果」から、24パットと新人らしからぬ修正力を発揮した。  出場選手では山下美夢有(19)と並び最小身長だ。7歳で初観戦した際、155センチの体で世界ランク1位に輝いた宮里藍さんにボールをプレゼントされ、プロを志した。西村は「小さい頃は(身長を伸ばしたくて)牛乳いっぱい飲みましたよ。プロテインとか」と、関西人らしいノリで努力を明かした。ただ、プロ1年目は、こう言い切る。「正直、飛距離はハンデがあると思うけど、ゴルフは飛距離だけではない」。自身は230ヤード超で、飛ばし屋の笹生優花(19)、原英莉花(21)の約260ヤードと差はあるが、2打目以降の正確性で勝負する。  バッグにはウッド5本(ドライバー、3、5、7、9W)を入れる。「飛距離以外でカバーして、上位で頑張れば、これからの世代にも説得力がある」と力説した。この大会では93年に優勝した原田香里が153センチで最も低い。西村が勝てば、11年日本女子オープンを制した馬場ゆかりの149センチに次ぐ2番目に小さいメジャー覇者となる。  元国内アマランク1位は注目の中、開幕を迎えたが2戦連続で予選落ち。7月の中断期間は中島敏雅コーチとドライバーショットの基礎練習に立ち返った。「フルスイングにいかないように打点を合わせる」という地道な練習で2週前に9位と底力を発揮

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(2020/09/13)