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　本坊酒造が長野県で運営するウイスキーの蒸溜所でリニューアル工事が終わり、新しい施設が生まれました。 （本坊酒造 本坊和人 社長） 『世界でウイスキーツーリズムは人気があって、特にジャパニーズウイスキーの蒸溜所を見たい方が多い』 　リニューアルしたのは本坊酒造の「マルス信州蒸溜所」で、去年5月からおよそ12億円かけて工事が行われていました。10日の記念式典では安全祈願やテープカットなどが行われ、関係者らが門出を祝いました。 　ウイスキー蒸溜棟ではすでにウイスキーづくりが始まっていて、作業を見学することができます。また、新設されたビジター棟ではウイスキーの試飲も出来るなど、ウイスキーの魅力を発信する施設になっています。 　自然豊かな環境のなかで熟成された自慢の味を武器に、観光施設としても期待されています。

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(2020/09/10)