海外FA権取得ですら笑いに変える男 日本ハム・杉谷拳士が語った〝愛され力〟のルーツ(東スポWeb)

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 球界一のムードメーカーが、節目の日を迎えた。日本ハムの杉谷拳士内野手が10日、出場選手登録日数が9年に達し、海外FA権を取得。この日のロッテ戦(ZOZOマリン)前に自ら〝プチ会見〟を開くと、巧みなトーク術で報道陣の笑いを誘った。会見中に明言はしなかったものの、100%に限りなく近い確率でチームに残留するものと思われる。その明るいキャラクターから誰からも愛される杉谷。そんな〝愛され力〟のルーツを探った。 【写真】日本ハムの〝Wリョウ〟が即席モデル撮影会?  グラウンド上でのひょうきんな様子はもちろん、オフにはバラエティ番組でも大活躍し、知名度も抜群の杉谷。日本ハムファンだけでなく、他球団ファンからも人気度が高い。試合中には積極的に声を出すだけでなく、時には一発ギャグを披露してチームを鼓舞するムードメーカーだ。そんな〝陽キャラ〟のルーツはどこにあるのか。  昨季、杉谷本人に直撃すると「そんなルーツなんて大きなものはないですよ!」と照れ笑い。それでも「(帝京)高校時代の前田(三夫)監督の教えが大きかったのかも知れませんね」と語り始めた。「監督は常々『お前の長所は明るいところ。長所を伸ばせ。とにかく明るく、馬鹿みたいに騒いでいいから。一発芸も好きなときにやれ』と言ってくれたんです。周りの仲間にも恵まれたのもあって、常に明るく楽しく野球ができましたね」と笑顔で告白。高校時代の人間形成が今の自分に繋がっていることを明かした。  人柄の良さはこんなところでも。ファンとの距離の近さからちびっ子からは「拳士!」と下の名前を呼び捨てで呼ばれることも多い。一見「生意気だ」と感じる可能性もあるが「寧ろ呼んでくれてうれしいんですよ。子どもは『拳士』とか『スギノール』なんて親しみこめて呼んでくれますから。自分を応援することがきっかけで野球をもっともっと好きになってくれたら本望です」と、再び笑顔を見せた。  そんな杉谷について、日本ハム関係者は「チームにとっても球界にとっても本当に貴重なキャラクターだと思います。知名度も抜群ですし、影響力もある。今季は成績も上げてきていますし、チームには絶対欠かせない存在ですよ」と話す。  どんなときでも自然と周囲を笑顔にするムードメーカー。その明るさの裏には、恩師の教えと、徹底したファンファーストの精神があった。

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(2020/09/10)