「11日に学校を爆破する」宮城・気仙沼市や大崎市など4市に脅迫メール 全小中学校を臨時休校 遠足延期の学校も(KHB東日本放送)
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「11日に学校を爆破する」などと脅迫するメールが届き、宮城県内の4つの市は11日、すべての小中学校を臨時休校にするなどの対応を取ります。
9日、市役所のメールアドレスなどに脅迫メールが届いたのは気仙沼市と大崎市、多賀城市、それに塩釜市です。
いずれもメールの内容は似通っていて、「市内の高校と小中学校を11日12時30分に爆破する」などというものです。
これを受け、4つの市は11日、市内のすべての小中学校を臨時休校とするほか、県もこれらの市にある県立高校など17校を臨時休校とします。
この影響で、大崎市の沼部小学校では、11日に予定されていた70年続く伝統行事、加護坊山への全校遠足を来週に延期することになりました。
沼部小学校・大野純生教頭「(遠足が)あす実施できなくなって本当に子どもたちも残念だと思います。1週間後、天気の良いところで子どもたちの元気な姿が見たいです」
また、メールには「市役所や駅に有毒なガスを散布する」といった記述もあり、4つの市やJR東日本は、不審なものが置かれていないかなど巡回を強化しています。
塩釜市と多賀城市は11日、念のため正午から午後1時まで市役所などを閉鎖する予定です。
警察は自治体と連携して警備を強化するとともにメールを送った人物について捜査する方針です。