今だからこそ寿都の魅力伝えたい…女性カメラマンの目 北海道(HBCニュース)

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 “核のごみ”の最終処分場をめぐり、揺れている後志の寿都町。10日、行われる住民説明会に臨む、ある女性カメラマンがいます。町の魅力を発信する女性。説明会では厳しい現実を学びたいと話します。その思いとは…  積丹半島まで見渡せる、青い海。夕陽に照らされた、弁慶岬。撮影したのは、寿都町のカメラマン、西村なぎささんです。  「家の窓から夕焼けが見えて、ごはん支度の途中にここまで走ってきて写真撮りました」(西村なぎささん)  寿都町の景色や海産物、人の温かさが大好きだという西村さん。しかし“核のごみ”をきっかけに、町民が対立したり、町外からのマチの印象が悪くなったりするのではと懸念しています。  「『寿都』で検索すると、見てて悲しくなることも書かれていた」(西村なぎささん)  「近寄りたくない!行きたくない!寿都町」「寿都町が核のゴミ処理場になったら、寿都のもの買わないし行かない」(インターネットの書き込み)  寿都町のイメージが「核」一色にならないように…西村さんは、SNSに写真を上げて、町の魅力を広めようとしています。  「寿都というのは景色が良くてこんなに素敵な町なんだよというのを伝えたくなりました」(西村なぎささん)  西村さんは、10日の説明会に参加する予定です。寿都町が好きだからこそ、厳しい現実も見つめたいと話します。  「本当に何も知らなすぎる自分にびっくりするというか、寿都の現状をみんなが知れたっていうことだと思う。考えるのはこれからみんなでどうやって寿都を盛り上げていくかとか、どんな形でみんなに知ってもらうかを話し合っていくことかなと思いました」(西村なぎささん)  核のごみ問題を見つめる西村さんの目には、賛成と反対が対立するモノクロではなく、様々な意見を認め一緒にマチの魅力を考えようとする色とりどりの世界が広がっています。

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(2020/09/10)