秋法相夫妻と国防部民願室の通話録音、3か月前に破棄されていた(朝鮮日報日本語版)
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秋美愛(チュ・ミエ)法務部(省に相当)長官の息子S氏(27)の軍休暇未復帰問題に関連し、秋長官夫妻が2017年6月に国防部の民願室に息子の休暇延長に関する電話をかけていたという文書が公開された。こうした中、国防部は10日「秋長官夫妻が民願室に電話した際の通話録音ファイルは破棄された」と明らかにした。
国防部民願室は、関連規定に基づいて民願者との通話内容を録音することになっている。国防部の関係者はこの日、本紙の電話取材に対し「秋長官側との通話録音ファイルは保管期限(3年)を過ぎたため破棄された」と説明した。この音声ファイルは、電話をかけたのが秋長官本人だったのか、あるいは配偶者なのか、秋長官が電話したとすれば、名乗る際に当時の肩書き「共に民主党代表」を明かしたのかどうかなど、重要な事実が含まれている可能性が高い。つまり「決定的な証拠」だ。
国防部側の説明通りだとすれば、この音声ファイルは今年6月ごろに破棄された可能性が高いことになる。S氏の「特別待遇休暇」疑惑は、昨年末に浮上した。検察の捜査が始まったのは今年1月だ。つまり、検察の捜査が9か月にわたり遅々として進まない状況で、秋長官側の介入の「決定的証拠」である音声ファイルが消えてしまったことになる。
この関係者はまた「問題の音声ファイルが破棄され、もう残っていないという事実を最近検察に伝えた」と話した。ただしこの関係者は、正確な検察の調査時期や内容については「現在捜査中の事案であるため話すのは困難だ」と述べた。